歴史 - History
西光寺(茨城県さいこうじ)について
浄土宗である西光寺(茨城県さいこうじ)は、鎌倉時代に開山された寺です。六百余年続く歴史と絆をこれからも更に強く積み重ねて参ります。お問合せやご相談・ご見学は無料です。お気軽にご連絡くださいませ。
西光寺の歴史
開山:正和四年(鎌倉時代・六百余年前)
開祖:藤田派の二祖様が建立
歴史:鎌倉時代から六百余年、西光寺は本堂が2度に渡って火災により消失し、現在の本堂は3度目の建て直しによるもの。
鈴木家が次住職になって、三代目の豊民上人の妻である光咲尼が後を継ぎ、その後は光咲尼の娘が住職に就任し現在に至る。
浄土宗の歴史
承安5年(1175年)、法然は43歳の時に善導撰述の『観無量寿経疏』(『観経疏』)によって専修念仏の道に進み、叡山を下りて東山吉水に住み、念仏の教えをひろめた。この年が、浄土宗の立教開宗の年とされる。
その『観経疏』にある立教に至らしめた文言は、一心専念弥陀名号 行住坐臥不問時節久近 念念不捨者是名正定之業 順彼佛願故(意訳)一心に専ら弥陀の名を称えいつでも何処でも時間の短い長いに関係なく常にこれを念頭に置き継続する事が往生への道である。その理由は弥陀の本願に順ずるからである。
「南無阿弥陀仏」は、阿弥陀仏に帰依(南無)しますの意。阿弥陀佛の選択によって、浄土宗における念仏はここから始まったと言っても過言ではない。
法然撰述の『選択本願念仏集』が、浄土宗の根本聖典となっており、教義の集大成となっている。